2017年03月19日

今年2017年のユーロビジョン、エントリー曲がすべて公開されましたね

おう、なってこったい!2年ぶりの「久しぶり」。去年は下書きが途中のままでアップしてませんでした。ええ、書いたんですよ、ホントに。

で。

18日の夜にアルメニアの代表曲が公開されて、これで今年の全エントリー曲があきらかになったワケです。いやあ、待たされましたねえ。
5、6年くらい前まででしたかね、3月になった時点で4分の3くらいの代表曲が決まっていたのが、最近は3月になってやっと半分決まるか決まらないかの状態で、最後の一週間で次々と発表になって。発表が遅くなった理由はあるんだろうけれど、いつ発表されるのかわからない、というのは落ち着かないです。


んで、本題。


代表曲全43曲が以下の URL にYouTube のリストにしてます。国名の50音順に並んでます。全部見るには2時間ちょっとかかるので、お時間あるときにでも。

 https://www.youtube.com/playlist?list=PLffJbXZYHVRJe50TfNoH5P5eTJeQnCLgP

今年はワタシ的にはお気に入りの曲が多く豊作の年でありまして、その中でも特にお気に入りの7曲を「代表曲が決定、あるいは初公開された順」に紹介していこうかと。国名やアーティスト名の50音順ではなくて公開順です。
(日時は CET 中央ヨーロッパ時間)

「アンタの好きな曲なんて、アタシ、興味なんて無くってよ」な方はここまでで、サヨナラです。


●イタリア

2月11日サンレモ音楽祭優勝(優勝者はユーロビジョン出場権を獲得)

代表者:Francesco Gabbani(フランチェスコ・ガッバーニ)
代表曲:Occidentali's Karma(オッチデンタリス・カルマ)



上記PV - https://www.youtube.com/watch?v=Mj6tVGKzfhU
live - https://www.youtube.com/watch?v=xmpc3fcrNJQ
歌詞 - http://4lyrics.eu/esc/2017/francesco-gabbani-occidentalis-karma/

今年のサンレモ音楽祭の大賞部門(Campioni)で優勝した曲。彼は去年の同音楽祭の新人部門(Nuove Proposte)に Amen で優勝してるんですよね。イタリアではかなりヒットしているんでしょうか、先週のイタリアのあるチャートではまだ1位でした。

Francesco Gabbai - Amen (Sanremo 2016)
 https://www.youtube.com/watch?v=WOLUFdQ6z-o - PV

ふたつともそうなんだけれど、ワタシのイメージする「いかにもイタリアな曲」なんですよね。今年のサンレモのエントリーに彼の名前を見て曲を聞いたらビビビときて(古いなあ)、すぐに好きになっちゃいました。

ちなみに、PV で彼とゴリラくんが披露している「ゴリラ・ダンス」はこれでバッチリです。

 https://oikotimes.com/2017/02/15/italy-2017-the-easiest-tutorial-to-learn-the-choreography/

ところで、今年はイギリスの多くのブックメーカーがイタリアが優勝する可能性は最も高いと予想しています。イタリアが優勝したのは1964年のジリオラ・チンクエッティ、その26年後、1990年のトト・クトゥーニョの2回。最後に優勝してから27年後の今年はどんな結果になるんでしょうか。


●スロベニア

2月24日 EMA2017(スロベニア代表選抜大会)優勝

代表者:Omar Naber(オマール・ナバール?)
代表曲:On My Way



上記PV - https://www.youtube.com/watch?v=069n6EnlDt0
歌詞 - http://4lyrics.eu/esc/2017/omar-naber-on-my-way/

ユーロビジョンに出場するのは2回目の彼。前回は2005年、偶然にも今回と同じウクライナのキエフで開催された大会でした。そのときはセミファイナルにエントリーし、25組中12位でファイナルに進めませんでした(当時はセミファイナルはひとつで、上位10位までがファイナルに進めました)。

Omar Namer - Stop (Eurovision 2005)
 https://www.youtube.com/watch?v=qUTIYik9cRA - live@ESC
 https://www.youtube.com/watch?v=l2Mp_ltL36g - PV

12年前の彼と比べてみて気づくのは「変わってない」こと。ふたつとも彼が作詞・作曲しているようで、曲からうけるイメージもそうだけれど、歌い方や見た目も大きく変わってない。12年も経てばオッチャンになっててもおかしくないんだけれどねえ。意識的に変えたり、無意識に変わっていくのが多いと思うので、自分のスタイルを大きく変えないというのは結構すごなあと思ってます。

前回の Stop も好きだったけれど、今回の On My Way もお気に入り。ファイナルに勝ち進んで欲しいです。


●クロアチア

2月17日代表者発表
3月2日代表曲発表

代表者:Jacques Houdek(ジャック・ホウデク?ホーデク?)
代表曲:My Friend



上記PV - https://www.youtube.com/watch?v=Dxy1Gy3nuGU
歌詞 - http://4lyrics.eu/esc/2017/jacques-houdek-my-friend/

この曲を聴く限りではふたり、あるいは三人で歌ってるように聞こえるんだけれど、oikotimes.com の記事によると「ひとり二役二言語」で歌うそうです。PV では写真1枚であとは歌詞なので、ステージでどういうパフォーマンスをするのかイメージできないだけに、今年最もステージパフォーマンスが気になるひとです。

 https://oikotimes.com/2017/03/16/croatia-2017-jacques-houdek-will-perform-eurovision-song-my-friend-independently-in-two-roles-and-in-two-languages/

一部では「クロアチアのピカチュウ」といわれている彼。2011年のクロアチア代表選抜大会 Dora 2011 でファイナルまでいったものの代表権を得ることができなかったんですよね。この動画だと彼の「ピカチュウ」ぶりがわかるかと。

Jacques Houdek - Lahor (Dora 2011 ファイナル)
 https://www.youtube.com/watch?v=7Xct9wcd-GY

で、今回、彼の過去の PV を漁っていたら2004年のデビューアルバム収録曲の PV を見つけました。初めて見るんだけれど、今よりも体重は少なめっぽい。1981年生まれらしいので当時で23歳くらいか。若いなあ〜。てか、彼って童顔やねえ、と改めて。

Jacques Houdek - Na Krilima Ljubavi (2004)
 https://www.youtube.com/watch?v=EEFBECsE-gk

23回目の出場となるクロアチア。最高位は1994年と1999年の4位でした。2004年にセミファイナルが導入されて以降は2005年の11位が最高位、ふたつのセミファイナルが導入された2008年以降では最高位が2009年の18位と、最近のクロアチアは嬉しくない結果が続いています。今年はその流れに身をまかせるのか壊すのか。彼にはそのカラダで壊してほしいものです、ぜひとも。


●エストニア

3月4日 Eesti Laul 2017(エストニア代表選抜大会)優勝

代表者:Koit Toome and Laura(コイト・トーメ?、ラウラ)
代表曲:Verona



上記PV - https://www.youtube.com/watch?v=4vq3GFVeVE8
live - https://www.youtube.com/watch?v=FNPEkEdYIcU
歌詞 - http://4lyrics.eu/esc/2017/koit-toome-laura-verona/

Koit Toome は1998年にソロで、Laura(Laura Põldvere)は2005年に Suntribe のメンバーとしてユーロビジョンのエストニア代表で出場しています。Laura については 前述の Omar Naber 同様、12年ぶりにウクライナのステージに立つことになります。

ヴェローナというタイトルといい、ロミオとジュリエットのようにとかロマンスがドラマになるとか、あの戯曲をモチーフにした恋愛ソングですね。
We are lost in Verona という歌詞。直訳すれば「私たちはヴェローナで道に迷う」だけれど、そのまんま字面通りの道に迷うってダケじゃなくて、人生に迷うとか失恋するとかってニュアンスも含めてなんかなあと解釈してるんですがどうなんでしょう。

Laura といえば、去年の Eesti Laul では2位だったんですね。エントリー曲 Supersonic もお気に入りだったので代表に選ばれなくて残念だったんだけれど、だから彼女が今年の代表のひとりに選ばれて純粋に喜んでます。

Laura - Supersonic(Eesti Laul 2016)
 https://www.youtube.com/watch?v=Zrdcfwa0Ou4 - PV
 https://www.youtube.com/watch?v=BcYufzOqze0 - live


●ポルトガル

3月5日 Festival da Canção 2017(ポルトガル代表選抜大会)優勝

代表者:Salvador Sobral
代表曲:Amar Pelos Dois



上記PV - https://www.youtube.com/watch?v=ymFVfzu-2mw
歌詞 - http://4lyrics.eu/esc/2017/salvador-sobral-amar-pelos-dois/

1964年大会に初参加して今年で48回目になるポルトガルのエントリー。過去最高位は1996年の6位でした。この48というのは、優勝していない国の中で最も多い参加回数ではないでしょうか。これに続く未優勝国は1981年初参加のキプロス(34回目)、1971年初参加のマルタ(30回目)、1986年初参加のアイスランド(30回目)で、マルタとアイスランドは最高位2位が2度、キプロスは最高位が5位ですが3度経験しています。これらを考慮すると、やはりポルトガルは優勝に縁遠い国だったといえるでしょう。去年までは。
そう、今年は違うのです。イタリアが筆頭と前述した各ブックメーカーの優勝国予想ですが、2位グループは、スウェーデン、ブルガリア、ベルギーの3ヶ国が混戦模様で、それに続く5位グループにポルトガルの名前があるんです。ええ、ワタシが記憶している中でもここまでそろって高いのは初めてです、確証はないですが(汗)。2008年から2010年に好成績を残した頃も予想にはバラつきがありましたが、今年は押しなべて高評価。これはあくまでも優勝予想であって順位予想ではないものの、今年はポルトガルがファイナル上位、過去最高位の6位の記録を破ってくれるんじゃないかと期待してます。

彼の風貌と歌い方と曲調がマッチした今年のエントリー曲は、ユーロビジョンが「歌」のコンテストだということをあらためて認識させてくれるいい曲だと思います。もちろん、激しい曲やアップテンポな曲もハデなパフォーマンスも大好物ですが、ときにはこういう聞かせてくれる曲も欲しがってるんやなあと思います。


●モンテネグロ

2016年12月29日代表者発表
2017年3月10日18:00すぎ、代表曲公開

代表者:Slavko Kalezić(スラヴコ・カレジッチ?)
代表曲:Space



上記PV - https://www.youtube.com/watch?v=TWtqWD3TlaA
歌詞 - http://4lyrics.eu/esc/2017/slavko-kalezic-space/

1980年あたりのディスコサウンド風なのが大当たりしちゃったオッサンホイホイな曲(笑)。PV での彼が「っぽい」ことも親近感があってプラスされてます(何が?)。ユーロビジョンのステージではド派手に ですこちっく にやっちゃって欲しいですねえ。

蛇足ですが。ツイッターでも数回つぶやいたネタですが、「モンテネグロ」は英語で Montenegro、「モンテネグロの」「モンテネグロ人」は英語で Montenegrin(モンテネグリン)。モンテネグリン、なんかカワイイよね。え?わらかない? もんてねぐりん ほら、ひらがなにしたらもっとカワいくなった〜!というのをここでも言いたかったダケです、はい。


●マケドニア

2016年11月21日代表者発表
2017年3月10日21:00すぎ、代表曲公開

代表者:Jana Burčeska(ヤナ・ブルチェスカ?)
代表曲:Dance Alone



上記PV - https://www.youtube.com/watch?v=Ddo8n_8pKrQ
歌詞 - http://4lyrics.eu/esc/2017/jana-burceska-dance-alone/

モンテネグロ同様、オッサンホイホイな80s風サウンドな今年のマケドニア代表曲。時期でいえば、1984年末あたりからマドンナのライク・ア・バージンが大ブレイクしたあとの1985年から1986年あたりのマドンナのサウンドに影響を受けた女性ボーカルの曲っぽい。日本はアメリカからちょっと遅れて MTV ブームが来てた頃かなあ、そんな時代。そう思うと PV の室内の男女のいさかいのシーンとか、なんとなくその頃をオマージュしたようなものに見えなくもない。無理くりっちゃー無理くりやけどね。

マケドニアとモンテネグロはユーロビジョンで目立った結果(当社調べの目安:ファイナルで上位10位以内)が残せてないのが残念。今年はどんな結果を残してくれるんでしょうねえ、これまた楽しみです。



以上が、今年のめっちゃお気に入りの7曲です。
最後までご覧いただきありがとうございました。


posted by oka at 22:12| 奈良 ☀| Comment(0) | 音楽(music) - Eurovision | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする